「昨日と言ってることがちがう・・・理不尽すぎ!」
「この先輩から絶対嫌われてる!態度がきつすぎだもん!」
とはいえ黙っていてもツラい看護師生活になってしまいます。
対処するには理不尽できつい先輩の生態を知らなければ対処できませんよね。
それではなぜこのように理不尽できつい先輩がいるのでしょうか?
じつは先輩は正義中毒にかかっている可能性が高いんです。
正義中毒とは何なのか詳しく見ていきましょう。
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「この先輩から絶対嫌われてる!態度がきつすぎだもん!」
とはいえ黙っていてもツラい看護師生活になってしまいます。
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それではなぜこのように理不尽できつい先輩がいるのでしょうか?
じつは先輩は正義中毒にかかっている可能性が高いんです。
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続きを読む →「転職サイトを使うと年収が安くなるよ!」
といった内容を聞いたことある人もいらっしゃるのでは?
確かに転職サイトを使うと年収が安くなる場合があります。
なぜなら転職サイトに病院が紹介料を支払うから。
「でもなんでそれで年収が下がるの?」
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この記事は転職サイトを使わないほうがいい理由について、
といった内容を中心にお伝えします。
ホントに使うと損なのか見てみましょう!
また、転職サイトを実際に使ってみてよかった点も紹介しますね!
続きを読む →看護師って人間関係が疲れますよね。
先輩にどやされたり、お局看護師がワケわからんことを言い始め、さらに医者や患者のムリ難題に頭はパンク寸前に・・・
仕事内容ばかりか人格まで否定されることありませんか?
気にするなと言われても気にしてしまいますよね。
そこでこの記事は看護師の人間関係を改善する方法3選を紹介します。
じつは私も看護師として人間関係に悩んだ時期がありました。
悩んだ時期の体験談も踏まえながらお伝えしますね。
続きを読む →2021年11月16日に日本政府が救急医療を担う病院などに勤務する看護師の賃金を2021年2月から月4千円賃上げする方針を固めましたね。
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パートさんの看護師も賃上げ対象なのか気になりませんか?
そこでこの記事では看護師の賃上げについて、
といった内容を中心にお伝えしますね。
続きを読む →医師の知識量ってメチャクチャ多いですよね?
なぜ多いのか知っていますか?
頭がいいからという単純な理由ではありません。
それはインプットとアウトプットを繰り返しているからです。
つまり、「勉強でインプット」&「実践でアウトプット」を繰り返しているからですね。
しかし看護師はインプットばかりでアウトプットする環境が少ない職業です。
だから業務内容上でも知識定着率が低いのです。
看護師が知識を記憶として定着させる方法は、インプットしたらアウトプットをすること。
その方法は
この記事を読むと
という知識が手に入ります。
看護師が超効率の良い勉強法をして知識をどんどん習得できるようになります。
医師の知識量が膨大な理由は、インプットとアウトプットを繰り返しているからです。
つまり、「勉強でインプット」&「実践でアウトプット」を繰り返しているからですね。
ではなぜインプット&アウトプットを繰り返すと知識が定着するのでしょうか?
これは「ラーニングピラミッド」という人間の記憶構造から由来しています。
人間の記憶は講義や読書で覚えただけだと知識の記憶定着率は10%とかなり低いものです。
しかしそれを「練習を繰り返す」や「人に教える」をすると記憶の定着率は80%まで上昇することに。
医師は当直をしたらいろんな疾患を診察する機会があります。
また外来でも専門の疾患以外を持っている患者さんが多く来院しますよね。
要するにインプットとアウトプットを繰り返す作業を毎日繰り返しているんです。
だから医師は知識がどんどん定着するわけですね。
医師の知識がハンパなく多い理由がわかりましたか?
これは一言でいうとインプットだけを繰り返すからです。
なぜなら「他人に教えること」や「練習」を繰り返していないから。
先ほど紹介した「ラーニングピラミッド」から説明しますね。
「ラーニングピラミッド」では講義や読書、視覚だけで覚える記憶は10%ほどしか定着しないとのこと。
10%の記憶定着率はテストの点数だと100点満点中、たったの10点ですよ。
メチャクチャ赤点ですよね。
しかし覚えたことを他人に教える、練習を繰り返すをすると、記憶の定着率は80%まで跳ね上がります。
だから見ただけでは知識を定着できないんですね。
看護師は職業柄インプットはできてもアウトプットができない業務内容なんです。
看護師の業務では、毎日同じことを繰り返しますよね。
おむつ交換や食事介助、患者さんの生活の介助、点滴や薬の投与などなど。
これって一回覚えればあまり新しい知識を使うことがない仕事です。
確かに急性期ではいろんな疾患の患者さんがいらっしゃるので、知識をアウトプットできます。
ただ、知識をアウトプットしても限られたアウトプットしかできないのも確かです。
心不全を勉強しても、薬や治療を決めるのは医師ですからね。
看護師が1から10まで考える必要がありません。
例えばCV(中心静脈栄養)を留置する手技は医師ですし、看護師は患者さんの体位や物品の介助のみ。
これではいくらCVの勉強をしても知識のアウトプットにはならないのです。
看護師の職業柄、知識の記憶としての定着率が悪い理由がわかりましたね。
現代は患者さんの高齢化によりいろんな疾患を合併しています。
そのため看護師も以前より膨大な知識が必要となっています。
とはいえ看護師はミニドクターではないので医師のような知識は不要かもしれません。
が、現代は患者さんの高齢化によりいろんな疾患と治療、手技が必要になっています。
また看護師の知識不足によるミスで訴訟にまで発展する事件も新聞で目にする機会は増えていますよね。
そのため医師のような知識が必要なのことは現実的に避けられません。
だからこそ看護師は知識を定着させる必要があります。
看護師が効率よく勉強するにはアウトプットが大切です。
読んだだけでは記憶の定着率は10%ほどだからです。
だからアウトプットする必要があります。
しかし職業柄アウトプットする機会がなかなか巡り合えません。
ではどうするか?
方法は3つ
これらを実践するだけで記憶の定着率は爆上がりです。
10%が80%まで上昇するので、いろんな疾患の患者さんが来ても困ることがなくなりますよ!
Twitterで発信することでインプットしたらすぐにアウトプットすることができます。
Twitterは140文字までしか入力できないので、一つの項目を読んだらそれを頭の中でまとめてすぐに発信できます。
一つの病気を1から10まで読んでからまとめるのって、なかなか大変ですからね。
大量の情報をまとめようとしてもまとめきれません。
そしてイヤになってしまうのがオチです。
だからこそ、一つの項目を勉強したら、さっさとまとめて発信しましょう。
文字を入力しているときに理解や記憶ができていなかったら、再度勉強しなおすこともできます。
Twitterで発信というと、第三者が見るからきちんと書かなければならないと思いますよね?
しかしTwitterで新規のアカウントを作ってしまえば、誰の目にも触れることがなく発信できます。
少し勉強したらTwitterで発信をする。
アウトプットして記憶の定着率をあげましょう。
医学書や専門書は除きますが、大体の本では「2割8割の法則」で構成されています。
「2割8割の法則」は本の最初の2割が重要な部分ということ。
本の構成の8割の内容はその2割を補うために書かれています。
だから最初の2割を読むだけで済むわけ。
面白ければ残りの8割を読んでも構いません。
しかし私たちが本を読む理由は、新しい知識を得るためです。
本の最初の2割で知識を得ることができたら、残りの8割を読む必要がなくなりますよね?
たしかに本は一冊1500円程するので、全部を読まなければもったいないと考えるのもわかります。
外食でとんかつを頼んで、とんかつの2割しか食べなかったらもったいないですからね。
でも食べ放題ならどうですか?
何十種類あるなかで、次から次へとほんの少しずつ食べますよね。
少し食べておいしかった料理はあとで量を多めに持ってきて食べます。
ようするに食べ放題ではその料理のおいしい部分の2割だけ食べることを繰り返します。
本もそれでいいんです。
「でも本の食べ放題なんかないよ!」という意見もあります。
しかしスマホで本を読むのなら、アマゾンアンリミテッドで本を読み放題にで読めます。
何万冊という膨大な本の中から読み放題でつまみ食い出来てしまうんですね。
私もアマゾンアンリミテッドを使って本を次から次へとつまみ食いすることを繰り返しています。
図書館もいいのですが、誰が触ったかわからない本を読みたくないですよね。
コロナの問題もありますし、今の時代は衛生観念的に図書館はよろしくない。
スマホの読書なら家でも職場でも、通勤時にも手軽に読むことができます。
そのためスマホを使い、アマゾンアンリミテッドで本を読み放題してみるのも一つの手ですよ。
いわゆるイメージトレーニングという勉強法です。
医師は手術の練習でよく使っていますよね。
看護師でも救急や手術の器械出しでやっています。
イメージトレーニングは科学的にも実証されている方法です。
武井壮さんもイメージトレーニングを使って練習していたそうですよ。
私も手術室勤務の時はイメージトレーニングをしていました。
やっぱりイメージトレーニングをすると手術器具の器械出しがうまくいきますね。
イメージトレーニングをするとまだ理解していない部分が浮き上がってきます。
だからこそ頭の中でイメージトレーニングをするのは記憶の定着には非常に効率の良い勉強法なんです。
講義をするには自分できちんと理解しておかなければなりません。
講義で人に教えることにより記憶の定着がメチャクチャ上昇します。
「だけど講義を開くって難易度高くね?」と思われるはず。
確かに場所と時間も設定する必要もありますし、他人の時間も奪うことになります。
お局看護師からガヤを入れられる恐れもありますからね。
だったらひとりだけの空間で人に教えるような感じで模擬講義を開いてみましょう。
模擬講義はイメージトレーニングのような感じです。
しかし実際に声に出して見ると自分でもアウトプットできますし、覚えていなかった部分も浮き彫りになります。
実施に講義を開くのとでは、難易度がグッと下がって誰でも模擬講義を開くことができます。
私も解剖生理を覚える際に実際に模擬講義をしていました。
そのおかげか、後輩に解剖生理を教える際にはスラスラと知識が出てきましたよ。
だから講義を開くのは記憶の定着を効率的に上昇させるには打ってつけです!
講義を開くの難易度が高い人は、一人だけの模擬講義を開いてみましょう。
どんどん記憶が定着しますよ!
これまで医師と看護師の記憶定着率の違いから見た超効率の良い勉強法を3つご紹介してきました。
まとめると、
効率のいい勉強法は
記憶の定着にはアウトプットが必要です。
読む、見るだけのインプットでは記憶の定着率は10%ほどです。
しかしアウトプットすると記憶の定着率が80%まで上昇します。
インプットだけではなくアウトプットをして効率よく記憶を定着させましょう!
「仕事で疲れて勉強したくない。。。」
「勉強してもなかなか頭に入らない。。。」
これは私が新人のころの心の声です。
新人のころは忙しい業務のなかで勉強もしなければならないからホントに大変ですよね。
忙しいからといって、わからない部分だけを勉強してもなかなか頭に入らないんですよ。
それに看護の教科書は細かい部分が書かれていないので、知識がつながりません。
ちなみに私は病棟の専門科の勉強ばかりしていましたが、実はこれ、効率が非常に悪い勉強法なんです。
それを知らずに愚直に看護師向けの参考書を読みあさっていたのです。
しかししっかりと基本を押さえ、細かく丁寧に書いてある参考書を使うことで効率よく知識が身につくようになりました。
まさに新人のころの私に教えてあげたい勉強法です。
この記事を読むと新人看護師が効率よく勉強できるようになります。
その方法は、
この3つです。
これらの勉強法で知識の理解も深まり、勉強もはかどりました。
新人のころに知っていたら、勉強が効率よく進んだと実感しています。
ひとつずつ説明していきますね。
肝不全や肝硬変の症状や治療法は教科書を読むとメチャクチャたくさん書かれています。
これ、読むだけでウンザリしまよね。
しかし肝臓の解剖や全身の血管、生理学をしっかり理解しておくと、覚えることがだいぶ減るんですよ。
解剖学と生理学を勉強しておくと、疾患の理解が早まります。
なぜなら解剖と生理学を知っておくと、疾患の症状や治療、検査がつながるからです。
例えば肝不全や肝硬変は教科書を読むと、症状や治療法がたくさん書いてあります。
ひたすら暗記をしても覚えられません。
なぜ覚えられないのか?
それは、「なぜ症状が出現するのか?なぜこの治療をするのか?」を理解できていないから。
肝硬変で痔核ができたり高血糖になったりするのは、解剖や生理学を知っていれば考え付きます。
つまり解剖学と生理学を勉強しておけば、効率よく病気の症状や治療が理解できるのです。
しかし生理学ってよくわからないんですよね~。
生理学の本って書いてる内容が難しいし、初心者を引き寄せないオーラをかもし出しているんですよね。
だから簡単に書いてある生理学の本で勉強しましょう。
ぶっちゃけ看護師向けじゃなくても、小学生向けの生理学の本から読んでみてもよいです。
小学生向けの本は誰でもわかりやすい言葉で説明されていますから、生理学の入門書として読んでみても良いですよ。
やさしい内容の本から読み始めて理解できたら、ちょっと難しい本へステップアップする、そんな読み方を推奨します。
なので生理学が苦手な人は、やさしい本から読んでみましょう。
ネットでも結構かみ砕いて説明しているサイトもありますから、生理学の理解の助けになります。
ぜひネットも活用してください。
勉強は医学部生向けの参考書を使うとわかりやすいです。
新人のころは看護師向けの本で勉強していました。
けれども看護師向けの本って、意外と肝心なところが説明されていない場合が多いんです。
「これくらいのことは当然知ってるでしょ?」というように、説明が省かれているんですよね。
以前読んだ看護師向け雑誌で、「セットポイントが…」と力説されていたんです。
だけどセットポイントの説明がされていないから、用語の意味が分からない。。。
私は「セットポイントってなに?」という感じでした。
それ以降、看護師向けの本はあまり読まなくなりました。
で、医学部生向けの参考書を読んでみたら、とてもわかりやすい!
そのため新人の頃の私に教えてあげたいのは、「効率よく勉強するなら医学部生向けの参考書を読め!」ということ。
看護師向けの本を読むのなら、医学部生向けの本を読みましょう。
細かく説明されているほうが、あとあと理解も進みますからね。
ちなみにねじ子先生や佐藤弘明先生の看護師向けの本はメチャクチャわかりやすいので、それは読んでおきましょうね。
医学部生向けの参考書は、ものすごくかみ砕いて書かれています。
もちろん医学部生が読む本なので、看護師にはちょっと難しく思える部分もあります。
しかしそれをチャラにするほど充実した内容が書かれているのです。
医学部生向けの参考書を読んでから初めて理解できた部分がたくさんありますので、とても有益ですよ。
私はステップ内科が一番わかりやすかったです。
しかし残念なことに発行元の海場書房が倒産したことで、新品の本を入手するのが困難になりました。
ステップ内科のメリットは、ていねいな解説とやさしい言葉づかいで書かれていて非常に読みやすいこと。
ただ、スマホやタブレット向けのダウンロード版は販売されています。
ダウンロード版はスマホに入れておけばいつでも手元に置いておけるので便利です。
ちなみに当直の医師もダウンロード版のステップ内科を活用していました。(笑)
そのためステップ内科は医療者なら持っておくべき必需品ですね。
モニターは今やどこの病棟でも使用しています。
そのためモニターを避けて通ることはできません。
しかしモニターを読むには慣れや訓練が必要です。
とはいえ少しでも早く読めるようになりたい人もいますよね。
そんな新人看護師は、次に説明する方法で勉強してください。
ハート先生の心電図の本が一番わかりやすかったです。
理由はマンガで読みやすいこと(笑)
それだけじゃなく図も多いからですね。
さらに私はネットで心電図モニターのことをいろいろ調べて勉強しました。
すると、ハート先生の本では何となくしか理解できなかった部分が理解できるようになったのです。
やっぱり多数の人がいろんな説明方法で説明してくれたほうが、読者の理解も深まると思うんですよね。
モニター波形の勉強はハート先生の本とネットを併用し、モニターの苦手を克服してください。
これは循環器の医師から聞いた話ですが、研修医の先生は病院の全患者さんの心電図を読んで勉強したそうです。
もちろん研修医の先生は、初めは心電図波形を読めませんでした。
しかしだんだんと読めるようになっていったそうです。
初めから完璧にできる人はいません。
根性論のようですが、モニターは訓練あるのみですね。
勉強時間がなかなかとれない人は、スキマ時間を活用しましょう。
しかし新人の頃はとても忙しいです。
業務も記録もなかなか終わらずに、気づいたら消灯時間だったなんてことは当たり前。
そこから勉強はさすがにツラいです。
だからスキマ時間を活用しましょう。
スキマ時間とは、電車やバスを待っている時間などのちょっとした時間をいいます。
しかしこのスキマ時間、5分が4回あったら20分です。
20分あったら疾患や薬剤を調べる時間に使えますよね。
つまり、スキマ時間にスマホを使って勉強をすれば毎日続けられます。
そしてスキマ時間を使った勉強は、ちりも積もれば山となっていくのです。
日ごろ忙しくて勉強時間が作れない人は、ぜひスマホでスキマ時間を活用しましょう。
これまで新人看護師に向けて効率よく勉強する方法3選を紹介してきました。
まとめると、
です。
この方法を使って効率よく勉強をすると、知識の習得が早まりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「ストロボエッジを読むと人生変わるよ」
知人からおススメされた少女漫画の「ストロボエッジ」。
速攻メルカリでポチって読んでみたら、マジでいろいろと考えました。
で、看護師に役立つように考察した結果をご紹介します
それではどうぞ。
蓮くんに彼女がいても、仁菜子は大樹と中途半端な気持ちで付き合わずに、蓮くんへのまっすぐな恋心を大切にしています。
いわば、損得勘定で相手との関係を決めないことへの現れなのではないでしょうか?
看護師の場合、メチャクチャ患者さんのために動く人とそうでない人の差が激しいのかなと感じています。
なので、「私ばっかり仕事をしている…」と思っている看護師がいるのも事実です。
そこで、損をしていると思っている看護師にアドバイスをしていきます。
なぜ看護師の業務が忙しいのか?
それは看護師が奉仕の心の安売りをしたからです。
直接「ありがとう」って感謝される職業はあまりありませんよね。
看護師は患者さんから「ありがとう」と言われる職業です。
いろいろとやってあげたらそれだけ感謝されることも増えるのです。
人には「人から認められたい」、「良く思われたい」という承認欲求があります。
看護師は承認欲求を満たすにはうってつけの職業なんですね。
主婦さんや工場勤務、スーパーのレジ打ちの人たちは感謝されているのを見たことがありますか?
だから看護師は感謝をされて承認欲求を満たすことができる職業なんですね。
そして看護師はやればやるほど感謝され、承認欲求を満たすことができます。
つまり残業や業務の拡大をしていけばそれだけ感謝されることも増えます。
承認欲求の強い人が「もっと感謝をされたい」と考えたらドンドン業務を拡大してサービス残業でもして自己の承認欲求を満たすのです。
しかも看護師は奉仕の心が強い人がいるので、承認欲求と奉仕の心の相乗効果で業務を多忙化していったわけなんですね。
いまさら業務の内容を変えたくても変えられませんし、上層部が奉仕の心や承認欲求を持ち合わせている人なら、業務改善しないのは当たり前です。
もちろん医療機器の発展によって早期検査や治療や早期発見もしやすくなったことも理由の一つとして考えられますが、やはりふつうは業務改善をしますから、やはり奉仕の心と承認欲求を満たすために多忙になったと考えていいでしょう。
なので、奉仕の気持ちと自己承認欲の強さが強い人が職場にいると、サービス残業や無償の業務が当たり前になり、業務量が多くなってしまいます。
が、看護師はそれが当然の行いとしてまかり通っているのが現状です。
つまり、一つのギブに対して一つのテイクではなく何個もギブをして、やっと一つのテイクが返ってくるといったことを、奉仕の気持ちが強い人は当たり前のことと考えているのです。
承認欲求が強い人は認められたいので、セルフブラック会社になり、周りの人たちもその業務量をせざるをえない状況になってゆきます。
よって看護師はギブアンドテイクではない職業なのです。
しかしながら、周りが多忙な業務量をこなしていたら、こちらもその業務量をこなさざるをえません。
が、
気持ちだけで押し進んでいる人は、エビデンスや技術力が足りなかったりする人もいます。
そのため知識や技術力のある人に業務のしわ寄せが押し寄せてしまいます。
少しでも業務量を減らすためにほかの看護師に指導や教育などの見直しを図りますが、
なかなか自分の期待通りに行くはずがありませんので、
自分も周りの人たちもそれぞれストレスを抱えることになります。
なぜなら自分自身と他人は違う能力を持ち、違う環境で生まれ育ってきたからです。
つまりどちらも自分自身が正しいと思い込んでいるんですね。
意見や考えを押し付けても相手がそれを喜んで受け入れることはありません。
イヤイヤ受け入れるか、受け入れても反感を買うかのどちらかです。
そして自分自身をコントロールすることはできますが、相手を1~10まで完璧にコントロールすることはできません。
だから自分ばっかり動いていると思っている人は、相手に期待をしないというマインドを持ちましょう。
他人に期待しないと、相手の能力が足りなくても、「ま、しょうがないか…。」という気持ちになり、イライラしなくなります。
そして自分が本当にやりたいことを目指しましょう。
本当に自分のやりたいことの目標があると、何の考えもなくただ多忙の業務をこなすことに疑問を感じるはずです。
すると自分にとっていかにムダな時間を過ごしているかがわかってきます。
残業をしたり休憩時間を削ってまで業務に費やしたあなたの人生の命の時間はもう戻ってきません。
一度きりの人生です。
自分のやりたいことを目指すために時間を費やしてみませんか?
仁菜子は大樹を大切な友達と思っている気持ちを、周りの友達からその思いこそが「好き」という気持ちであると教わりました。
しかし仁菜子は、しっくりこないまま過ごしていました。
そんな仁菜子は蓮くんへの気持ちに気が付きました。
その気持ちこそが「恋」であり、「好き」ということだと。
頭で理解するのではなく、心で理解した気持ちを信じて仁菜子は、蓮くんにはすでに恋人がいるとわかっていても、「蓮くんのことが好き」という気持ちを強めていきます。
私たちはすぐに頭でモノゴトを考えてしまいます。
もちろん医学的なことや業務のこと、生活など頭で考えるのは当たり前です。
頭で考えると、自分の能力以上のことは思いつかないのです。
それだと自分を進化向上させることができません。
自分の心で決心し、そのあとに頭を使って行動する。
そうすることで今までの自分を超えることができるのです。
あなたにも「この先輩すごい!」というあこがれを抱いている先輩看護師がいるはずです。
たしかにあこがれる先輩は手先の器用さや要領の良さ、コミュニケーション能力が高かったりと、いろいろと特化している要素を持っていると思います。
しかし一番の違いは、意識の視点が違うことです。
例えばゴルフが趣味なら、誰かの部屋に入ったときにゴルフクラブが置いてあったらゴルフクラブに目が行きますよね。
しかし絵画が趣味の人なら、ゴルフクラブには目がいかず、飾ってある絵画に目が行くと思います。
しかしどちらの人も、ゴルフクラブと絵画が視野に入っているはずですが、自分が意識しているモノしか見えていないのです。
つまりあなたのあこがれの先輩は、いろんなところに意識を向けて情報を集める作業を何年もをしているわけです。
いろんなところに意識を向けることを意識して過ごすと、そのうちあなたもあこがれの先輩のようになることができますよ。
意識を向けるといわれても、「できるわけないじゃん!」と思われている方がいらっしゃると思います。
しかし実際は「できないと決めつけている」だけなんです。
以前失敗したとか、何かをやらかして他人から低評価をされたなどにより、自分自身で自信を失っている状態になっているんじゃないでしょうか?
つまりネガティブ思考になっている状態です。
ネガティブ思考になっている人は成功したことよりも失敗したことのほうが心に強く残ってしまします。
だから自分は失敗ばかりしてできない人間と思い込んでいるんです。
失敗ばかりの人生なら、もうすでに生きていません。
しかし人は他人と比べたらがる生き物です。
そのため他のできる人と比べてしまいます。
もちろん能力が高くなんでもできる人もいます。
が、それを望んでいたらきりがありません。
だから比べなくてもいいんです。
あなたはあなたであり、他の人からの評価も気にしなくてもいいのです。
他人から見た自分への評価は他人が決めること。
他人は今の他人の立場から評価をするわけです。
他人の立場が変わればあなたへの評価も変わるという、評価自体も一定ではないわけですから、他人からの評価は気にしなくてもいいんですよ。
そう考えると、自分のネガティブから少しは抜け出ることができませんか?
すべてができる看護師を目指してはいけません。
だから「自分が不得意な部分はもともと不得意な分野なんだ。でも少しできる部分は自分の武器にしていこう」というふうに考えましょう。
確かに看護師の業務は幅広いので、なんでもそつなくこなさなくてはいけないと思いがちです。
が、なんでもそつなくこなさなきゃいけないと思うのはあなたが狭い世界で生きているからです。
日本にはいろんな病院や職場があります。
自分に合った職場を探しながら仕事をしていると、それなりに経験も積まれて自分の得意な分野と不得意な分野がわかってきます。
そのため長い目で見て着実に日々を過ごすようにしてください。
仁菜子は蓮君のことが好きで、そして大樹は仁菜子のことが好きで、さらに大樹のことを…というふうに、少年少女たちの恋の物語を綴っています。
ですがこれ、かなり狭い世界でのできごとです。
看護師も自分が在籍している職場の手技や業務が当たり前と思い込んだり、かたや一つの職場の人間関係に悩んだりしています。
しかし世界は広いんです。
日本だけでも47都道府県もあり、そして1億人以上も住んでいます。
今在籍している職場が当たり前ではなく、外の世界に視野を広げてみませんか?
きっと新しい発見がありますから。
大体の看護師が最初に就職した病院で経験を積みます。
そしてその職場の常識が自分の常識になってゆきます。
良い意味でも悪い意味でも自分の常識は世間の常識と思い込んでしまうのです。
つまり、「その職場の常識」=「自分の常識」=「世間の常識」と考えてしまいます。
今はスマホのWebを通したオンラインの時代。
その気になれば思いのほか簡単に外の世界に視野を広げられます。
自分の常識ばかりを真実と思い込まず、他の世界に目を向けることにより自分の可能性を広げることができますよ。
今の職場に悩んでいる人に向けてアドバイスです。
今の職場だけがあなたが一生住まなければいけない場所ではありません。
先ほどもお伝えした通り、日本だけでも47都道府県あり、1億人以上が住んでいます。
あなたに合う職場がきっとあります。
だからといって専門職として生きていくには知識や手技を得るための勉強をしなければなりません。
しかし知識や手技をいったん身につけてしまえば自分に合う世界を探すのも容易になりますので、日々の勉強が大切です。
しかしながら人には向き不向きがあります。
そしてその分野に興味があるなしも重要です。
それを間違えてがむしゃらに頑張っても自分がツラいだけです。
私は手術室勤務を命じられましたが、まったく務まりませんでした。
興味はあったのですが、手先の不器用さが手術についていけず、断念したのです。
そのため今までの急性期病棟や手術室をもっていない療養病院にしたところ、自分の性分に合っていました。
もちろん急性期で知識や手技を学んでいたので、療養病院で患者さんが急変しても対応でき、ムリに急性期病院や手術室勤務を続けないで療養病院に変更してよかったと思いました。
このように他の世界に目を向けることで自分に合った職場が見つかるんです。
仁菜子は自分の気持ちにウソをついてまで大樹と誕生日を一緒に過ごすのかを悩んでしまい、大樹からわざと離れるような仕草をとってしまいます。
これは運命の先送りです。
最後には自分自身で答えを決めなければならないことを考えないようにして、答えを出すことを先送りにしているだけなのです。
結局、最後にはやらなければならないことならば、さっさと終わらせてスッキリしたほうが良いと思いませんか?
私たちが結局やらざるを得ないことを先送りするのには理由があります。
一つは、「後回しにするクセがついている」、もう一つは「ネガティブ思考」です。
後回しにするクセがついている人は、反射的に後回しにしてしまっています。
自分をごまかすクセというのも身につけてしまっていることもあります。
ネガティブ思考の人は、どうせ失敗するからということで現実逃避して後回しにしてしまっているのです。
しかし後回しにすることは、頭のパフォーマンスが下がってしまいます。
やらなければならないことをいつまでも頭で考えていると、何個も並行して考えることとなり、生産性が下がってしまうあのは数ある実験で証明されています。
だからさっさと終わらせたほうが生産性が上がるわけです。
さっさとやっても失敗したらどうしようと思っている人にアドバイス。
仕事に100%の出来はありません。
完璧を追い求めても完璧は無いのです。
合格点ギリギリの60%を目指しことが一番生産性が良いといられています。
しかし考えても妙案が思い浮かばず仕事が進まないという人もいらっしゃると思います。
その場合は結局、時間をかけたって思い浮かびません。
だったら運命の先送りをしないで、わからないのなら「わかりません。アドバイスお願いします」でいいんです。
そして教わったら「ありがとうございました」と言えばいいだけです。
それすら拒絶する職場なら、精神をすり減らされるだけですから、自分に合った世界を探すことをおススメします。
とにかく運命の先送りをせず、さっさと取り掛かって終わらせること。
そして完璧を目指さず合格点ギリギリの60%を目指すこと。
わからなければ「わかりません」と言って教わりましょう。
初めから上手にできる人はいません。
スポーツや楽器も最初からうまく出来ません。
徐々にうまくなっていくわけです。
子供のころテストでつねに満点だったわけじゃないでしょ?
テストがコワくてずっとテストを受けなければ、何にも進歩しませんよね。
やらなければならないことはさっさとやって自分の評価を見る。
そして上を目指して日々積み重ねていく。
そのため運命の先送りをせず、まずは自分の実力を目視するようにしてください。
で、失敗は何も悪いことではありません。
なぜなら失敗することで今後の行動の進化につながるからです。
失敗しないとわからないこともありますよね。
だから失敗することを恐れずに、ドンドン行動をしてください。
昨日と今日は同じように見えてまったく別の日です。
すべてが昨日のコピペではないですよね。
違う日々を送ったということは、自分ではわからないうちに学び、進化しているのです。
だから昨日とは違う日なのに適応して生き延びれたわけです。
仁菜子は以前はわからなかった「恋」という気持ちを学び、そして仁菜子自身で大樹への気持ちは「恋」ではなく、蓮くんへの気持ちこそが「恋」だということに気がつきました。
私たちも
小さな学びかもしれませんが、つねに学んで日々成長しています。
毎日の学びの積み重ねにより、看護師という専門職のなかで、自分の生きがいを見つけていくことになるのです。
とくに看護師として不慣れな職場にいる人は、昨日も今日もミスしたり怒られたりして憂うつな気持ちになっていると思います。
が、毎日成長しています。
その成長はその職場に適応するための成長ではなく、自分の居場所を見つけるために成長するわけです。
怒られたりミスしてもきちんと成長していますから、自信を持ちましょう。
ストロボエッジの1巻だけでもとても衝撃的だったので、ほぼ1巻だけの内容で記事を書いてしまいました。
ですが、1巻だけでもこんなに考えることができるストロボエッジってメチャクチャ良い作品ですね。
私たちは看護師という狭い世界で生きています。
同じ職場や病院に長く在籍している看護師さんもいらっしゃいます。
それが悪いわけではありませんが、狭い世界でだけ生きているよりも、もっと広い視野で外に目を向けると、自分にとってさらに良い場所があるかもしれません。
自分にとっての良い場所とは、自分のやりたいことができる場所です。
その場所に行くために勉強をし、日々進化していきましょう。
読むようにススメてくれた知人とストロボエッジに感謝です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。