日本映画初のカンヌ国際映画祭脚本賞受賞『ドライブ・マイ・カー』ですが、口コミでは

「つまらない」

とのコメントも。

そのためこの記事ではネタバレや結末、考察といったことを踏まえ、つまらないのか見ていきますね。

ドライブ・マイ・カーのネタバレや結末、考察は?

〖映画『ドライブ・マイ・カー』90秒予告〗

キャスト


家福悠介:     西島秀俊
渡利みさき:    三浦透子
家福音:      霧島れいか
高槻耕史:     岡田将生
イ・ユナ:     パク・ユリム
コン・ユンス:   ジン・デヨン
ジャニス・チャン: ソニア・ユアン
柚原:       安部聡子

あらすじ

舞台俳優であり演出家の家福(西島秀俊)は、愛する妻の音(霧島れいか)と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。

二年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と出会う。さらに、かつて音から紹介された俳優・高槻(岡田将生)の姿をオーディションで見つける。

喪失感と打ち明けられることのなかった秘密に苛まれてきた家福。みさきと過ごし、お互いの過去を明かすなかで、家福はそれまで目を背けてきたあることに気づかされていく。

ネタバレと結末と考察は?

とにかく車の走る風景が美しい。台詞より俳優の姿で画面で語る絵作りも映画的で好ましい。
繰り返し流れるカセットテープの妻の声も、棒読みがだんだん心地よくなる。また、芝居の稽古の場面も、あえて棒読みを強要していて、感情押さえ気味の俳優たちや外国語のせりふとあいまって独特の世界を作り出している。音楽もよかった。

コミュニケーションができそうでできないもどかしさと、つながりを感じたときの喜びと開放感と。それを直接的に体現しているのが韓国人で手話のユナ。通じないのが当たり前のところから見える世界に、心を閉ざした家福とミサキも触発されていく様がクライマックスへとつながる。
が、そのミサキ。過去があり無口で自分のことはなにも話さないのだが、彼女の母親と家福の妻のこととリンクさせる為なのか、最期の告白的なシーンでばーっと明かされる母親の説明は設定盛りすぎでは?急にそんなのぶち込まれてもなあ。なくてもストーリーは全然問題ないのになあ。

ラストがミサキが韓国で家福の車をマイカーとして犬までつれて乗ってるという、説明はないけどいい余韻があったので、終盤もやもやさせられたのが残念

引用:https://eiga.com/movie/94037/review/

主人公の彼は、相手の行動を冷静に受け止め、それを理解し、受け入れる事には長けています。
でも、それは側にいるものにとっては、距離を感じ、寂しさを感じさせてしまいます。
音は、もっと向き合って欲しかった、叱って欲しかった

主人公は村上春樹さんの作品の主人公の特徴そのもので、今回、西島さんの特に声のトーンが合っているとなと感じました。

音が思い付いた物語を聞かせ、家福はその感情の解釈をし、言葉にしていく
また、多言語の舞台により、言葉のくい違いが生まれるが、実際、言葉は無意味というか、言葉にする事により遠くなる事もあって、気持ちが触れ合う事が重要だと感じさせる
家福は音の物語の中にヒントを探そうとしたが、本当に大切なものは、そこには無かったのかもしれません。
そうやって監督はゆっくりと伝えてくる、、。

私は、今まで彼は孤独を愛しているのだと思っていましたが、この作品の主人公はとても不器用で、相手のことを想うばかりで、自分の事、自分の感情を置いてけぼりにしていました。きっとそうなんだと、しっくりしました。
自分の感情に素直な高槻の「嫉妬してる」などの言葉に、自分の気持ちとリンクして驚いたり、音の思いを伝えられて、揺り動かされ、気づいていく
自分も傷ついて、傷ついた自分に向き合えなかったと、逃げていたのだと

引用:https://eiga.com/movie/94037/review/

邦画は終わりのあたりにどんでん返しやすごい感動の場面が訪れるが、それほど高低差のないような終わり方をしているように見えて、実は細やかな感情が散りばめられている。

生き残った者は、先に亡くなった者のことを考えながら生きる。
まさにそれを考えながら、心の中で話しかけ、再会を願い、生きていかなくてはならない。

目の前で母親を見殺しにした女性
傷つき関係が壊れるのを恐れて、帰宅を延ばしたことによって妻を失った男性

その生きていく姿を車の後部座席に座りながら見つめ、時には周りから知らない妻の側面を補いながら1歩ずつ進もうというのを感じる。

あと、知り合いの弁当屋さんがロケ弁を提供していて、エンドロールにあるということも気になって見に行った作品。探したものの見逃したが。。。

引用:https://eiga.com/movie/94037/review/

美しい朝焼けの寝室シーン、業界的なハイソで仮面夫婦みたいな生活も感じつつ、、、

家福が知らなかった妻の話しの続きを、高槻がスラスラと話しながら次第に涙目になり、(えっ?僕はそこまで知らない、聞いてない!)という2人の緊迫感が良かったです。岡田将生さんの「僕は空っぽなんです」と危なげな若者役も◎

愛車を自分で運転したい家福は、最初はドライバーを嫌々受け入れたけれど、座っていた後ろ席から助手席に移った辺りから、心の距離感も近くなった感じ。

みさきの生まれた北海道の故郷に着いた時、雪景色に音が全くない数秒間のシーンも、ズンと来ました。全て空っぽにしてからのスタートラインみたいな感じ。

ユナ役のパク・ユリムさんはステキでしたね。手話も美しい◎

韓国でのみさきは、なんだかスッキリして幸せそうでした。ニコリとさえしなかったのに、微笑んでたし。

予告編のベートーベンのピアノ曲「テンペスト」は本編では流れなくて残念でした。

引用:https://eiga.com/movie/94037/review/

口コミではどうなの?

つまらない口コミとして「3時間は長い」「すべてに説明を付けている」「そもそもストーリーがつまらない」といった感想が。

とはいえ「俳優さんはみんな演技力が高く美しい映像美だった」との口コミも。

そのため見る人を選ぶ映画と考えてよさそうです。

つまらないといった口コミに対して高評価の口コミも多いのも事実。

「つまらないシーンがひとつもない」「演技力に魅了された」「ストーリーに引き込まれた」と良かった口コミが多数。

「アクション映画以外認めません!」「日本の暗い雰囲気に耐えられない」といった人以外ならオススメできますね。