2021年11月16日に日本政府が救急医療を担う病院などに勤務する看護師の賃金を2021年2月から月4千円賃上げする方針を固めましたね。

とはいえ一般病院や療養病院、施設勤務などの看護師は賃上げ対象ではないのか気になりますよね。

さらにパートとして家計を支える看護師も多いです。

パートさんの看護師も賃上げ対象なのか気になりませんか?

そこでこの記事では看護師の賃上げについて、

  • 看護師の賃上げ対象は救急のみなの?
  • パートはもらえないの?
  • 賃金がいくら上がるのか気になる

といった内容を中心にお伝えしますね。

看護師の賃上げ対象は救急のみ?

政府が発表した内容によると救急医療を担う病院などに勤務する看護師の賃金を来年2月から月4千円賃上げするとのこと。

これは月1%の賃上げに相当する金額です。

でも気になるのは救急医療を担う病院に勤務している看護師のみが対象なのかということ。

一般病院や療養病院、施設勤務の看護師は対象にならないのか疑問ですよね。

政府の方針によると、救急センターが設置してある医療機関に勤めている看護師が対象とのこと。

政府は、介護職員や保育士、救命救急センターを設置する医療機関に勤める看護師、幼稚園教諭の賃金について、来年2月から月額約3%にあたる9千~1万2千円引き上げる方針を固めた。

https://www.asahi.com/articles/ASPCD3WHHPCDUTFL006.html

つまり救急センターが設置していない医療機関に勤めている看護師は賃上げの対象ではないと言えます。

救急センターが設置してある病院は、以下の通り。

府県名施設名
北海道旭川赤十字病院
 市立札幌病院
市立函館病院
市立釧路総合病院
 北見赤十字病院
 旭川医科大学病院
砂川市立病院
 帯広厚生病院
札幌医科大学附属病院
手稲渓仁会病院
 独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター
名寄市立総合病院
青森県青森県立中央病院
八戸市立市民病院
弘前大学医学部附属病院
岩手県 岩手県立久慈病院
岩手医科大学附属病院
 岩手県立大船渡病院
宮城県 石巻赤十字病院
独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター
東北大学病院
 仙台市立病院
 大崎市民病院
みやぎ県南中核病院
秋田県秋田赤十字病院
山形県山形県立中央病院
 日本海総合病院
 公立置賜総合病院
福島県福島県立医科大学附属病院
 財団法人温知会 会津中央病院
 いわき市立総合磐城共立病院
 財団法人太田綜合病院付属 太田西ノ内病院
茨城県 総合病院土浦協同病院
 茨城西南医療センター病院
独立行政法人国立病院機構 水戸医療センター
 筑波メディカルセンター病院
水戸済生会総合病院
 株式会社日立製作所日立総合病院
栃木県 那須赤十字病院
獨協医科大学病院
 済生会宇都宮病院
 自治医科大学附属病院
 足利赤十字病院
群馬県前橋赤十字病院
 独立行政法人国立病院機構 高崎総合医療センター
 SUBARU健康保険組合 太田記念病院
 群馬大学医学部附属病院
埼玉県さいたま赤十字病院
埼玉医科大学総合医療センター
 深谷赤十字病院
 川口市立医療センター
 防衛医科大学校病院
 埼玉医科大学国際医療センター
 獨協医科大学越谷病院
 自治医科大学附属さいたま医療センター
千葉県国保直営総合病院 君津中央病院
 成田赤十字病院
 東京慈恵会医科大学附属柏病院
 船橋市立医療センター
 順天堂大学医学部附属浦安病院
 松戸市立総合医療センター
 亀田総合病院
日本医科大学千葉北総病院
千葉県救急医療センタ-
 総合病院 国保 旭中央病院
 東千葉メディカルセンター
 東京女子医科大学八千代医療センター
地域帝京大学ちば総合医療センター
千葉大学医学部附属病院
東京都 独立行政法人国立病院機構 東京医療センター
 独立行政法人国立病院機構 災害医療センター
 日本大学医学部附属板橋病院
 東京都立多摩総合医療センター
 東京医科大学八王子医療センター
都立墨東病院
 日本医科大学多摩永山病院
 日本大学病院
帝京大学医学部附属病院
 昭和大学病院
 国立国際医療研究センター病院
 聖路加国際病院
 東京医科大学病院
 公立昭和病院
日本医科大学付属病院
 東京大学医学部附属病院
 日本赤十字社医療センター
 青梅市立総合病院
杏林大学医学部付属病院
 東京女子医科大学病院
 東邦大学医療センター大森病院
 都立広尾病院
 武蔵野赤十字病院
 東京医科歯科大学医学部附属病院
 東京都済生会中央病院
 東京女子医科大学東医療センター
神奈川県 独立行政法人国立病院機構 横浜医療センター
 横須賀市立うわまち病院
 湘南鎌倉総合病院
 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
 北里大学病院
 横浜労災病院
 横浜市立市民病院
 小田原市立病院
 横浜市立みなと赤十字病院
 済生会横浜市東部病院
 藤沢市民病院
 日本医科大学武蔵小杉病院
 川崎市立川崎病院
 国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院
 昭和大学藤が丘病院
東海大学医学部付属病院
 聖マリアンナ医科大学病院
公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター
横浜南共済病院
平塚市民病院
海老名総合病院
山梨県山梨県立中央病院
長野県 飯田市立病院
 伊那中央病院
佐久総合病院 佐久医療センター
信州大学医学部附属病院
 長野赤十字病院
 諏訪赤十字病院
 慈泉会相澤病院
新潟県 新潟市民病院
 新潟県立新発田病院
新潟大学医歯学総合病院
 新潟県立中央病院
長岡赤十字病院
新潟県地域医療推進機構魚沼基幹病院
富山県富山県立中央病院
 富山県厚生農業協同組合連合会 高岡病院
石川県 公立能登総合病院
石川県立中央病院
福井県 杉田玄白記念 公立小浜病院
 福井県立病院
岐阜県 岐阜県総合医療センター
 岐阜県厚生農業協同組合連合会 中濃厚生病院
 岐阜県立多治見病院
高山赤十字病院
岐阜大学医学部附属病院
 大垣市民病院
静岡県 静岡済生会総合病院
 浜松医療センター
地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立総合病院
聖隷三方原病院
 沼津市立病院
 静岡赤十字病院
 磐田市立総合病院
 聖隷浜松病院
順天堂大学医学部附属静岡病院
 中東遠総合医療センター
 藤枝市立総合病院
愛知県愛知医科大学病院
 名古屋第二赤十字病院
 藤田保健衛生大学病院
 独立行政法人国立病院機構 名古屋医療センター
 豊橋市民病院
 公立陶生病院
 小牧市民病院
 名古屋第一赤十字病院
 岡崎市民病院
 半田市立半田病院
 愛知厚生連海南病院
 JA愛知厚生連 豊田厚生病院
 総合大雄会病院
 一宮市立市民病院
 名古屋市立大学病院
 刈谷豊田総合病院
 トヨタ記念病院
 社会保険中京病院
 名古屋掖済会病院
 安城更生病院
 江南厚生病院
 春日井市民病院
 名古屋市立東部医療センター
三重県三重大学医学部附属病院
 市立四日市病院
伊勢赤十字病院
 三重県立総合医療センター
滋賀県 長浜赤十字病院
 近江八幡市立総合医療センター
済生会滋賀県病院
大津赤十字病院
京都府市立福知山市民病院
 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター
 京都第二赤十字病院
 医療法人社団洛和会 洛和会音羽病院
 医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院
 京都第一赤十字病院
大阪府 近畿大学医学部附属病院
関西医科大学附属病院
 大阪警察病院
 大阪赤十字病院
 大阪市立大学医学部附属病院
大阪大学医学部附属病院
 大阪府立中河内救命救急センター
 関西医科大学総合医療センター
地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター
 大阪府済生会千里病院
 独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター
 大阪府三島救命救急センター
 大阪市立総合医療センター
 地方独立行政法人りんくう総合医療センター
 岸和田徳洲会病院
 堺市立総合医療センター
兵庫県 兵庫県立西宮病院
兵庫県立淡路医療センター
製鉄記念広畑病院
兵庫県災害医療センター
 兵庫県立姫路循環器病センター
公立豊岡病院 但馬救命救急センター
 兵庫医科大学病院
 神戸市立医療センター中央市民病院
兵庫県立加古川医療センター
兵庫県立尼崎総合医療センター
奈良県奈良県立医科大学附属病院
 近畿大学医学部奈良病院
 奈良県立奈良病院
和歌山県日本赤十字社和歌山医療センター
 独立行政法人国立病院機構南和歌山医療センター
公立大学法人和歌山県立医科大学附属病院
鳥取県鳥取大学医学部附属病院
 鳥取県立中央病院
島根県 松江赤十字病院
 島根大学医学部附属病院
 独立行政法人国立病院機構 浜田医療センター
島根県立中央病院
岡山県 津山中央病院
川崎医科大学附属病院
 倉敷中央病院
 岡山赤十字病院
岡山大学病院
広島県 県立広島病院
広島県厚生農業協同組合連合会 廣島総合病院
 独立行政法人国立病院機構 呉医療センター
 福山市民病院
広島大学病院
 広島市立広島市民病院
尾道総合病院
山口県 山口県立総合医療センター
 独立行政法人国立病院機構 岩国医療センター
 独立行政法人国立病院機構 関門医療センター
山口大学医学部附属病院
 綜合病院社会保険徳山中央病院
徳島県徳島赤十字病院
徳島県立中央病院
徳島県立三好病院
香川県 香川大学医学部附属病院
三豊総合病院
 香川県立中央病院
愛媛県 愛媛県立新居浜病院
愛媛県立中央病院
 市立宇和島病院
高知県高知県・高知市病院企業団立 高知医療センター
 高知赤十字病院
 近森病院
福岡県 九州大学病院
 北九州総合病院
 聖マリア病院
 済生会福岡総合病院
 福岡大学病院
 飯塚病院
久留米大学病院
 北九州市立八幡病院
福岡東医療センター
 九州医療センター
佐賀県独立行政法人国立病院機構 嬉野医療センター
唐津赤十字病院
佐賀大学医学部附属病院
佐賀県医療センター好生館
長崎県独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター
 地方独立行政法人佐世保市総合医療センター
長崎大学病院
熊本県 済生会熊本病院
熊本赤十字病院
 独立行政法人国立病院機構 熊本医療センター
大分県 国家公務員共済組合連合会新別府病院
大分大学医学部附属病院
 大分市医師会立アルメイダ病院
 大分県立病院
宮崎県 県立宮崎病院
 県立延岡病院
宮崎大学医学部附属病院
鹿児島県鹿児島市立病院
 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院
鹿児島県立大島病院
沖縄県 沖縄県立中部病院
浦添総合病院
 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター

そのためこれらの病院以外に勤務している看護師は賃上げの対象ではないと考えられます。

看護師の賃上げ対象は20万人弱のみ

看護師の賃上げ対象はたったの20万人のみとの情報が。

引き上げ額は看護師が月額1万2千円で20万人弱が対象になる。

https://www.asahi.com/articles/ASPCD3WHHPCDUTFL006.html

では実際に就業している看護師の人数はどのくらいいるのでしょうか?

データによると就業している看護師は121万人だそう。

厚生労働省がまとめた最新データによると、

2018年末時点の就業看護師の数は121万8606人

https://www.kango-roo.com/work/6996/

賃上げ対象は救急のみの20万人弱。

そのため約100万人の看護師が賃上げ対象からはずれるわけです。

日々忙しく働いている看護師にとってはなんだかやるせない気持ちになりますね・・・。

賃上げの対象は介護士も含まれる

看護師の賃上げ対象は救急のみのも関わらず介護士の方々が賃上げの対象になっています。

 収入の引き上げ幅は、保育士や介護職員については、月額で3%程度とする方向だ。ボーナスを含めた平均月収は保育士が30万3000円、介護職員が29万3000円で、それぞれ約9000円の積み増しとなる。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211112-OYT1T50033/

看護師のなかには

「なんで介護士が賃上げの対象なんだよ!」

と怒りを覚える人もいるのでは。

しかし介護士が賃上げの対象になったのは理由があります。

それは他の職種よりも待遇が遅れているから。

他業種に比べ処遇改善が遅れている保育士と介護職の全員の賃金を月額3%程度に当たる約9千円引き上げる。

https://www.nikkansports.com/general/news/202111110000927.html

そのため今までガマンしてきた介護士がやっと待遇改善に一歩進んだワケです。

また、政府は介護職の待遇改善が前進することで一般の職種の待遇改善の起爆剤にしたいとの方針も。

介護職らの処遇改善を「民間の所得上昇の起爆剤にしたい」との思惑がある。

https://nordot.app/830049794004779008

看護師や介護士それぞれの立場から見るとどうなのか議論はやみませんよね。

が、医療職全般の待遇改善に大きく前進したことには変わりありません。

まずは待遇改善が進んだことを喜ぶべきでしょう。

なんとも言えない気持ちですが・・・。

ちなみにパートさんは賃上げ対象なの?

医療機関には欠かすことができない存在の看護師パートさんたち。

はたして救急医療に携わるパートさんたちは賃上げ対象なのでしょうか?

しかしパートさんについての情報は調べても載っていませんでした。

Twitterではパートさんは賃上げ対象から外れる可能性が高いとあきらめムードのようす。

やはりパートさんは賃上げ対象ではないのでしょうか?

詳細な情報がわかりましたらお伝えしますね。

賃上げについてTwitterでの意見をご紹介

あなたはどう考えますか?

まとめ

ここまで看護師の賃上げについてお伝えしてきました。

まとめると、

  • 看護師の賃上げ対象は救急センターがある医療機関のみ
  • 救急センターの無い病院に勤務している看護師は賃上げ対象外
  • パートさんは賃上げの対象ではない可能性が高い

この賃上げを待遇改善の大きな一歩と見るか、それとも政府は医療職を理解していないと見るか悩ましいです。

が、看護師の一部だけでもまずは待遇改善が進んだことを喜ぶべきかなと。

しかしどの看護師も一生懸命現場で歯を食いしばっているのも事実。

ですが、毎日の業務と忙しい生活に追われて声を上げて来なかったことも現実です。

そのためこれからは就業している看護師120万人が一致団結して声を上げることも必要なのでは。

どこから手を付けたらよいのかわかりませんが、まずは一歩一歩勉学をして政治に関与できるように進んでいくことが大切だと考えます。

最後までお読みいただきありがとうございました。