【新人看護師向け】なぜ理不尽できつい先輩がいるの?

「昨日と言ってることがちがう・・・理不尽すぎ!」

「この先輩から絶対嫌われてる!態度がきつすぎだもん!」

とはいえ黙っていてもツラい看護師生活になってしまいます。

対処するには理不尽できつい先輩の生態を知らなければ対処できませんよね。

それではなぜこのように理不尽できつい先輩がいるのでしょうか?

じつは先輩は正義中毒にかかっている可能性が高いんです。

正義中毒とは何なのか詳しく見ていきましょう。

正義中毒ってなに?

じつは理不尽できつい先輩は正義中毒にかかっている可能性が高いです。

正義中毒ってなに?

それもそのはずであまり聞きなれない言葉ですよね。

正義中毒とは相手に嫌がらせをすると快楽を得る人間のこと。

だから相手に対して嫌がらせをするわけなんですね。

例えば完璧な申し送りをしても、

「その前の日の状態はどうだったの?」

とか足を引っ張る質問をしてくる先輩がいませんか?

つまり正義中毒の先輩はそういう嫌がらせをすると快楽を得るわけなんですね。

でもなんで嫌がらせをすると快楽を得てしまうの?

そういう疑問がわきますよね。

じつは正義中毒にかかっている人は嫌がらせをすると脳内で伝達物質であるドーパミンが分泌されます。

ドーパミンは報酬系をつかさどる脳内伝達物質なのでドーパミンが分泌されると脳が快楽を得てしまうんですね。

例えば、麻薬や覚せい剤などを使うと脳内でドーパミンが分泌されて快楽を得ることができます。

しかし麻薬や覚せい剤などは常習性がありますよね。

なぜ常習性があるのかというと脳内のドーパミンが不足するから。

つまり麻薬や覚せい剤などでドーパミンが分泌されてもドーパミンが不足すると再び麻薬や覚せい剤などを使用したくなる。

そんな図式になるワケなんですね。

じつは嫌がらせをすると脳内で快楽物質であるドーパミンが放出されるんです。

だからきつい先輩は嫌がらせをすることでドーパミンが放出され快楽を得ている可能性があります。

つまり嫌がらせは脳内の快楽物質であるドーパミンが分泌されるから繰り返し嫌がらせをするってこと?

そういうことになります。

先輩の頭のなかでは、

嫌がらせ

 ↓

脳内でドーパミンが放出

 ↓

快楽

 ↓

そのうちドーパミンが不足

 ↓

再び嫌がらせ

 ↓

脳内でドーパミン放出

 ↓

快楽

というふうに、理不尽できつい先輩にはこのような図式が成り立っているといっても過言ではありません。

正義の基準は人それぞれ違う

でも嫌がらせは正義じゃないよ!

たしかに嫌がらせは正義ではありません。

が、あなたのなかの正義と相手の正義は違うんです。

え?悪いことは正義とは違うよね?

と思うはずですが、あなたが正義と確信していることはホントに正義なのでしょうか?

すべての人は生きてきた環境や背景が違います。

もちろんあなたの隣に住んでいる人はあなたとはまったく違う環境や背景で生きているはず。

例えば過去の職場では自前の箸を洗わずに何度も使っている患者さんがいました。

その患者さんは自前の箸を洗剤で洗わずにティッシュで拭くだけで何度も使いまわしていました。

それを見た職員が患者さんに洗うよう注意をしましたが断固拒否。

箸を洗わずに使い続けていました。

「汚いな」と思いますが、その患者さんは箸を洗わないことによる食中毒や感染症になりませんでした。

結果的には問題ありませんでしたが、じつはこれ、生きてきた環境や背景が違うことによる正義の違いだったのです。

つまり箸を洗うことひとつでも患者さんと職員の間にはそれぞれ違った正義があったわけなんですね。

例えからわかるのは人それぞれ正義の基準が違うこと。

正義の基準が違うので人はすれ違いが起こるんですね。

きつい先輩は理不尽な正義を振りかざすとドーパミンが放出する

まとめると璃きつい先輩が理不尽なのは正義の基準が違うから。

そして理不尽な正義を振りかざすと脳内でドーパミンが放出されて快楽を得ます。

さらにドーパミンが不足するので再度快楽を得るために再び理不尽な正義を振りかざす。

だからきつい先輩は理不尽を何度も繰り返すんですね。

理不尽できつい先輩を乗り切るための対処法は?

何度も理不尽な正義を振りかざすのなら私たちは理不尽にずっと耐え続けなきゃならないの?

理不尽に耐え続けなけれなならないなんて、希望を失った人も多いのでは。

しかし安心してください!

対処法はあります。

対処法は3つ。

  • 1、環境を変える
  • 2、時間が経過するのを待つ
  • 3、ほかの人に助けを求める

それぞれ説明していきますね。

1、環境を変える

環境を変えるってどういうこと?

確かに疑問に思いますよね。

環境を変えるというのは、転職、異動、退職などです。

え?退職?

対処法なのに、いきなり転職や退職と言われたらビックリしますよね。

とはいえこれ、じつは合理的なんです。

自己啓発本では「相手を意識しないようにする」「相手は相手、自分は自分」

などといったマインドや精神面の持ちようを学ぶことができます。

ですが、看護師はチームで動かなければなりませんし、最悪訴えられることも。

自分ひとりで業務をこなすには限界がありますよね。

それなのに「相手は相手、自分は自分」なんて言っていても先輩から嫌がらせを受けて業務でミスしたり、患者さんに迷惑をかけてしまいます。

そう考えると自分自身のマインドや精神面だけでは業務をウマくこなせないのは目に見えてわかりますよね。

現にイジメに関しては自分自身が強くなるのではなく、まずは環境を変えるのが一番との意見もあります。

私もその意見に同感です。

じつは私自身も内科の療養病院で「できない看護師」としてイジメられました。

ムシや理不尽な要求、誰も手伝わない、といったイジメを受けたので「絶対ミスをしてしまうので裁判沙汰になっても困る」と考え、3か月で退職しました。

しかしそのあとに就職した病院ではイジメはなくのびのび過ごせました。

内科の療養病院にいた3か月でわたしの看護スキルや技術が著しくアップしたわけではありません。

ただ環境が変わっただけでのびのび働けるようになったのです。

そのため環境を変えるのを第一選択に考えても良いのでは。

もちろん退職や転職はちょっとハードルが高いです。

が、異動をお願いするだけならすぐに対応してもらえることも。

なので環境を変えることを考えてください。

2、時間が経過するのを待つ

でもせっかく入職したのに環境を変えるのはちょっと・・・

という人も多いと思います。

その場合は時間が経過するのを待つのもひとつの手です。

時間が経過するというのは、長い目で見た時間のこと。

長い時間で考えると、きつい先輩看護師のターゲットが変わったり、また自分自身もスキルや技術がアップして対応ができるようになるといった変化が現れるかもしれません。

が、残念ながらすぐには結果は出ません。

さらにきつい先輩看護師を技術的に超えるにはなかなか大変です。

私が勤めていた病院では理不尽できつい先輩は勉強もやっていたので太刀打ちできなかった思い出があります。

でも私自身も勉強していたので理不尽な質問に何度か答えられたら

「違う科の勉強もやっていてエライね」

と一目置かれたことがあります。

しかしそのストーリーにはちょっと裏があって、私の同僚2人はあまり勉強をしていなく、同じ質問に同僚が答えられませんでした。

それなのに私がきちんと答えられたので他の同僚と私とでは業務への姿勢が違うと先輩から思われたのです。

逆にもし同僚が答えられて私が答えられなかったらと思うと今でも冷や汗が出ます。

しかしこれは先輩の気持ちひとつでターゲットが変わりますし、そもそも先輩が何を質問するのかはわかりません。

それにきつい先輩は勉強も欠かさなかったので技術や知識では勝てません。

そのためあなたが実行するには再現性が低いのが弱点です。

3、ほかの人に助けを求める

異動するのと経緯は似ていますが、やはり自分ひとりのチカラではどうにもならないこともあります。

そのため主任や師長、看護部長、相談室などに相談するのもひとつの手です。

でもうちの病院では上司が話を聞いてくれないよ!

といった声が聴こえてきそうです。

たしかに主任や師長の力量がたりなくて話を聞いてくれないことがあります。

例えば主任や師長の力量が足りない場合、異動の件以外でも相談に乗ってくれるのでしょうか?

たぶん相談に乗ってくれないと思います。

患者さんやその家族とのトラブルも相談に乗ってくれるのでしょうか?

主任や師長の力量が足りないと、患者や家族とのトラブルも部下であるあなたが対応しなければなりません。

これはつまり主任や師長が管理職の業務を怠慢しているワケです。

病棟や部下を管理するのが主任や看護師長の仕事。

にもかかわらずトラブルを部下に任せるのなら主任や看護師長は不要ですよね。

ただ勤務表を作ったり会議に出ることが主任や看護師長の仕事ではありません。

そんな主任や看護師長の下で働いていたら何かあったときに助けてくれませんよ。

あなたが理不尽なきつい先輩看護師からイジメられ精神的に参ったとしても病院側はあなたの人生を面倒見てくれません。

もちろん主任や看護師長、看護部長が相談を聞いてくれるのなら話をしたほうが良いでしょう。

ただ、話を聞いてくれない、助けにならないのなら環境を変えてみるのもひとつの手です。

結果的に環境を変えるのが手っ取り早い

ここまで理不尽できつい先輩からの対処法をお伝えしました。

つまり対処はどうすればいいの?

環境を変えるのが一番手っ取り早いです。

つまり異動、退職、転職です。

もちろんその前に主任や看護師長、看護部長に相談してみるのも良いでしょう。

ただ、話すら聞いてくれない上司がいるのは確かです。

そんな上司だと今を乗り切れても患者さんや家族とのトラブルで助けてくれることはありません。

そう考えると今の病棟にガマンして精神をすり減らせるくらいなら早めに環境を変えるのがよいのでは。

私はイジメられてた病院をさっさと辞めてほかの病院に転職してのびのび働けています。

歯を食いしばってイジメに耐えても精神がボロボロになっていたことでしょう。

通っていたときには胸の動悸や息切れ、胃痛がありましたからね。

お昼ご飯も食べられなくなっていましたから。

ホントに転職をしてよかったと思いますよ。

あなたも精神的にガマンの限界なら環境を変えることをおススメします。

まとめ

ここまで新人看護師向けになぜ理不尽できつい先輩がいるのかについてお伝えしてきました。

まとめると、

  • 理不尽できつい先輩は正義中毒にかかっている
  • 理不尽な振る舞いをすることで脳内のドーパミンが放出されて快楽を得る
  • ドーパミンが不足してくるので再び理不尽な振る舞いをする
  • ひとりで悩まず上司に相談するのもよい
  • 一番手っ取り早い対処法は環境を変えること
  • 環境を変えるとは異動、退職、転職

精神的にボロボロになっても病院がめんどうを見てくれません。

理不尽できつい先輩が丸くなるのはいつになることやら。

そのため精神病になる前に環境を変えるようアクションを起こすことがおススメです。

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